ご質問、ご提案に対する回答

ご質問1

326院内交渉に参加させて頂いたものの、内容がよくわかっておりませんでした。当日、議員さんが沢山いらっしゃいましたが、議員さんの団体が主催された会ですか?代表者は議員さんなのでしょうか?

回答

主催はそれぞれの地域でごみ問題や脱原発や3.12福島第一原発事故をきっかけに放射能汚染問題に関心を持つようになった様々な市民が、震災がれき問題をめぐる東京都の説明会の会場などで出会ってから、ぜひ環境省と交渉を持ちましょうとの申し合わせで「放射性廃棄物全国拡散阻止!3.26政府交渉ネット」を立ち上げて院内集会&政府交渉を開催したものです。

したがって、議員の方が代表者でもありませんし、主催も議員の団体ではありません。ただ、私どもが議員会館内で開催しましたので、国会議員の方に多く出席していただいて、市民と環境省とのやり取りを聞いていただいて、次の国会や委員会での質疑に役立 ててほしいとの思いから議員会館内で開催したものです。

 

この開催に当たっては、事前に衆参両議院の環境委員会に所属されている約50名近くの議員の方々には事前にご案内を差し上げておりますので、当日、川田龍平参議院議員が出席くださっていたものです。また、衆議院第一議員会館内の会議室を借用するに当たってと、環境省側の担当者の出席をお願いする関係で、社会民主党の議員で、3.11以降、脱原発政策や文部科学省が 打ち出した20ミリシーベルト問題などの追及にたいへん熱心な服部良一衆議院議員の事務所を通じて、会議室の借用と環境省の担当者への折衝をお願いしました。       

ご質問2

瓦礫反対のデモなどを全国規模で開催してはどうでしょうか?

回答

政府にがれきの広域拡散を撤回させるための活動として、ご提案いただきましたような全国各地での集会やデモ、あるいは署名活動、大勢の方々に知っていただくためのチラシの配布やポスティングなど、考えつくだけの様々な方法や取り組みをしていくことが有効だと思います。私どもは、各地でそうした取り組みが展開されることを望んでおり、できるだけ支援やご協力をしたいと思います。  

ご提案1

政府は東電に対し、福島で買い取り先のない木屑を火力発電の燃料として利用する様に要請した。しかし東電は『放射能が含まれている為断る』と返答。政府は引き続き交渉を続ける・・・・というもの。火力発電で福島の木屑を燃やすのは確かに不安です。各地に火力発電はありますよね。この問題も目を光らせた方がいいと感じました。

回答

同じような要請は中部電力の石炭火力発電所に対して問い合わせがされていますが、中部電力からは以下のような理由で拒否回答が出されています。


①微粉炭ボイラは、非常に細かく砕いた状態でボイラに燃料を投入しています。瓦礫は異物や塩分等を含んでいることが懸念され、微粉炭の損傷やボイラ炉内腐食等の設備不具合が懸念されます。


②建設廃材におけるCCA処理剤(シロアリ対策としてのクロム鋼ヒ素系木材保存剤)等防腐剤や接着剤等の化学物質が含まれるため、設備への影響や石炭灰の有効利用に支障が生じる恐れがあります。


③電力需給が厳しい中、信頼度を落とすことは避けたいです。また机上ベースの検討・評価に加え、実証試験を行った上でないと使用することは難しいです。しかし、東電の全面的な責任で、放射性物質を含んでいない木くず等の可燃物については、東電の敷地内に木くず炊きボイラーを数十基設置して焼却処理することは可能なはずです。その際、塩分を含んだ木くずの前処理や、ダイオキシン類対策とその連続モニタリングや微細なばいじんも除害できるフィルターの設置などをさせる必要があります  。      

ご質問3

326集会で環境省に要望したことについて何かの反応があったのでしょうか。
特に、私達が強く要望したクリアランスレベルを100Bq/kgにもどすことについてです。当日話がでたようにこれは環境省(正確には非公開の審議会でしょうか)の法律の読み違いであることは間違いありません。環境大臣も100Bq/kg はリサイクル品対象であり、廃棄物は関係ないのに、市民が間違えて混乱が起こっているといっています。

回答

交渉の中では8000Bq/kgを撤回するように求めましたが、返答がありませんでした。この点に対する再確認のため、現在環境省に対して4月26日に交渉の申し入れを行っております。ただ、今回の交渉については、政府交渉ネットの事務局対応とさせていただきたいと考えております。他にも3.26政府交渉での確認事項や再質問事項がありますので、その点の確認を行った上で、あらためて第2弾の公開による院内政府交渉を持ちたいと思います。

ご質問4

パブリックコメント(平成24年4月3日放射性物質汚染対処特措法施行規則改正案に対する意見の募集)は新しい改正施行規則についてですから、今それをいっても取り上げられないと思いますが、もし、100Bq/kgのクリアランスレベルが生きておれば、焼却処理は大部分の自治体では不可能になるはずです。あるいはそれを意識して8000Bqが決められてという説もあり、そうなると確信犯ですが。いずれにしても、クリアランスレベルのクリアーがこの問題解決の基本だと思いますので情報がありましたら、ぜひおしらせください。

回答

今回のパブコメに対しては、政府交渉ネットの事務局の一員でもある藤原が意見を提出しております(HPに掲載しておりま)。いずれにしても、震災がれきの広域処理に伴う焼却・埋立の根拠とされている800Bq/kgとクリアランスレベルの100Bq/kgとの整合性については明確にさせたいと思いますので、今後とも助言やご提案等よろしくお願いします。

ご質問5

「瓦礫は動かさない、現地処理、が国際原則である」というフレーズがさかんに飛び交いましたが、何という名前の原則でどの国際機関の何という文書に載っておりますでしょうか?日本語名、英語名、それぞれのタイトルをお教えください。

回答

出典は以下のとおりです。

「福島の原子炉災害の後も放射線防護の原則を無視することは許されない」

Dr.セバスティアン・ブフルークバイル

放射線防護協会プレスリリース(2011年11月27日、ベルリン)

 

このプレスリリース(ドイツ語原典と邦訳文)が掲載されている図書:市民と科学者の内部被曝問題研究会著『内部被曝からいのちを守る なぜいま内部被曝問題研究会を結成したのか』(旬報社)

ご質問6

「100ベクレルを超える被ばく線量が国際的な危険の目安」という言葉もまた何度も言及されました。環境省の官僚によれば「IAEA のミッションに関連する」云々といっておりましたが、これについての出典もお教えください。

回答

100ベクレル/kg はクリアランスレベルのことで、以下のサイトにその解説が掲載されています。

http://www.nisa.meti.go.jp/genshiryoku/haiki/kuri.html

① 原子炉等規制法で規定されている。

② 原子力発電所の廃止等によって生ずる廃棄物のうち「放射性物質として扱う必要のない」 通常の廃棄物として取り扱う基準

③ 国際原子力機関(IAEA)勧告値に準拠

④ 放射性物質ごとにクリアランスレベルを設定。放射性セシウムについては、100ベクレル/kg。

IAEA との関連については、以下のサイトを参照してください。

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/housha/sonota/021001m.htm

http://www.nisa.meti.go.jp/genshiryoku/haiki/kuri.html

ご質問7

「1mSv、ICRP 基準」なる文言が目に付きます。これについての出典情報もご存知であればお教えください。

回答

国際放射線防護委員会(ICRP)が決めている被曝線量で、人は日常において一年あたり平均 2.4 ミリシーベルトの自然放射線に被曝しており、放射線被曝及び医療被曝を除く一般公衆の年間被曝限度を 1 ミリシーベルトmSv に設定しています。

ご質問8

福島市や東京都大田区の焼却施設ではセシウムが放出されたという指摘をされています、これは追及するは誤りであるから指摘をされないのでしょうか。

回答

追及するのが誤りであるからという理由ではありません。

単純に今回の質問事項を作成するにあたって、念頭に置いていなかったという理由からです。

 

さらに付け加えると、公表されているデータの点検、検証作業ができていなかったからということもあります。これまでの測定結果で、公式に発表されている行政側のデータとして、焼却施設の排ガス中から放射性セシウム等の放射性物質が検出されている施設としては、福島市あらかわクリーンセンター(Cs137:0.007Bq/m3,Cs134:ND、平成23年10月7日測定日)、伊達地方衛生処理組合清掃センター(Cs134:1.4Bq/m3,Cs137:1.5Bq/m3、平成23年7月11日測定日)、須賀川地方保健環境組合須賀川地方衛生センター(C134:0.36Bq/m3,Cs137:0.35Bq/m3、平成23年7月11日採取)[環境省発表「16都県の一般廃棄物焼却施設における排ガスモニタリング結果]があるのみだと思います。「東京都大田区の焼却施設ではセシウムが放出された」との点ですが、施設を運転管理している東京二十三区清掃一部事務組合も、また、測定を行っている東京都環境局も、太田工場だけでなく、区部の清掃工場で震災がれきを焼却している工場での排ガス中の放射性セシウム濃度はすべて「不検出」になっています(東京都環境局HPから)。推測するに、質問者が大田区の事例をあげておられるのは、新井哉氏の「危機管理・国民保護ブログ」に掲載された以下の記事ではないかと思います。私たちとしては、今後、この指摘を受けて、東京都が発表しているデータの信頼性について検証してまいりたいと思います。

 

「汚染がれき」焼却、清掃工場から放射性物質を放出か

 

宮城県女川町の「汚染がれき」を東京都が受け入れた問題で、品川、大田の両清掃工場での試験焼却後、敷地境界の一部で空間放射線量が上昇したことが判明。さらに環境省の一般廃棄物焼却施設における排ガスのモニタリング結果で、福島県内2ヵ所の焼却施設の排ガスから放射性セシウムが検出していたことが明らかになった。(以下省略)

ご質問9

瓦礫のサンプリング分析の仕方(ゲルマニウム半導体計測器での分析が必須)という指摘をされていませんが、これは追及するのは誤りであるからしてないと解釈してよろしいのでしょうか。

回答

サンプリング分析の方法の誤りということではなく、この点に触れる時間がなかったという理由です。

ご質問10

現在、瓦礫はどのような方法で測定しているのか教えて頂けないでしょうか。

URLか何かあれば教えてください

回答

http://www.nies.go.jp/shinsai/radsurvey_111111.pdf

 

まず発生現地(仮置場等保管場所)で空間線量率(シンチレーションカウンター)とがれき中の放射能濃度測定の測定を行ってから、受け入れ先に搬出。

 

測定装置と測定方法は以下の通りです。

 

測定装置

1)NaI シンチレーションサーベイメーターによる現場スクリーニング測定

測定器:NaI シンチレーションサーベイメーター

標準放射線源により校正されたものを使用

 

2)ゲルマニウム半導体検出器を用いた採取試料の測定

測定器:ゲルマニウム半導体検出器

測定方法:予め調製した廃棄物試料をU-8 容器に詰め、一定時間注1)測定を行いセシウム134、セシウム137 の放射能濃度を測定する

ご質問11

焼却基準、埋立基準はありますが、排水基準って定めているんですか?

URLか何かあればお教えください。

回答

http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=18171&hou_id=14161

 

最終処分場の排出水の放射性物質に関する基準はなく、国が昨年6月に示した通知では、原子炉の排出水における線量限度を適用。当面、経口摂取を考慮して定められた「実用発電用原子炉の設置、運転等に関する規則の規定に基づく線量限度等を定める告示(平成十三年三月二十一日経済産業省告示第百八十七号)」別表第二で定められた濃度限度(三月間の平均濃度がセシウム134 で60Bq/L、セシウム137 で90Bq/L)(以下、「排水濃度限度」という。)を目安として排水処理を行うこととされている。

ご質問12

北九州市のTさんに島田市の瓦礫焼却試験を引き合いに出し、バグフィルタではガス状の放射性物質は捕獲できない旨の話をしたところ、北九州市ではバグフィルタ通過前・後で線量計測をするし、厚生労働省のバグフィルタ試験焼却結果で99.9%セシウムを捕獲できたという資料があるのでとお話しされました。

その資料でどこのメーカーのバグフィルタを使用したか問いましたが資料が手元にないとのことで返答いただけませんでした。

そこで自分なりにgoogle等で検索してみましたが該当する資料が見あたらないのですが、そのような資料は存在するのでしょうか?

 

回答

バグフィルターの除去率に関する質問への回答.pdf
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ご質問13

初歩的な質問をさせてください。わたしたちの住む北海道の西胆振地区(伊達、室蘭、登別)でも震災がれきを受け入れるかどうかを首長などが現地視察し、がれきの空間放射線量などの測定値を見せてもらい、受け入れるかどうか判断するとのことです。議員さんは岩手県の宮古市など視察してきました。放射線の影響のない岩手県などのがれきは問題ないとの意見もでています。震災がれきで放射線の影響を受けていないところはあるのでしょうか?また、空間放射線の測定結果を見せてもらい安全かどうか判断するとのことですが、そんなに簡単に計測できるものでしょうか?いろいろな文献をを見ると目の前で放射線を測定したものは測定精度なども問題ありということでしょうか?以上、アドバイス下さい。

 

回答

20120502質問への回答.pdf
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